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3月6日(水) 本日のユーロの見通し

19:00発表
ユーロ圏10−12月期GDP・改定値
今週のユーロの頭が重い一つの要因として
GDP改定値が悪化するとの噂がある。
噂通りの結果になるか、ポジティブサプライズで改善するか
数字次第ではユーロが大きく動く可能性も。

ユーロ圏10−12月期GDP・前期比 市場予想-0.6% 速報値(-0.6%)
ユーロ圏10−12月期GDP・前年比 市場予想-0.9% 速報値(-0.9%)

22:15発表
米2月ADP雇用統計
金曜日に発表される米2月NFP雇用統計への前哨戦。
米2月ADP雇用統計が発表される。
この結果を受けて
週末のNFP雇用統計への思惑が発生しやすい為、要注意。


米2月ADP雇用統計 市場予想17.0万人 前回(19.2万人)

24:00
NYオプションカット
ユーロドルオプションを1.3000、1.3025、1.3080、1.3150に観測。
ユーロドルバリアオプションを1.2950、1.2925、1.2900に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。

24:00発表
米1月製造業受注指数
前回より弱い予想となっているが
ポジティブサプライズにも注意は必要。

米1月製造業受注指数 市場予想-2.2% 前回(+1.8%)

fomc
28:00発表
ベージュブック(米地区連銀経済報告)
全米12地区エリアの経済状況が発表される。
前回のベージュブックでは
「製造業は強弱まちまちながら6地区で拡大、3地区で上昇」
「全地区で個人消費は一定の拡大」
「全地区で経済活動は緩やかに拡大」
全米で緩やかながら景気回復が持続している事が記されているが
この所の米経済指標の強さを再確認するような
更なる景況感の改善を示す内容が示されるかどうか注目。

ユーロ円チャートは
中国全人代で成長目標が7.5%と据え置かれた事で
上海株が2.33%と上昇。
フランス、ドイツ、ユーロ圏サービス業PMI・確報値が速報値から改善。
欧州株が軒並み強い上昇となる流れの中
米2月ISM非製造業景況指数が市場予想55.0を上回る56.0。
中道左派ベルサニ氏、5つ星運動グリッロ氏が連携する可能性があるとの
米シンクタンクレポートも好材料。
一連のポジティブな結果を受けて
NYダウが史上最高値を更新して125ドル高、14253ドルでクローズ。
一時158ドル高、14286ドルまで駆け上がった。
世界中で今でも悪評高いリーマン・ブラザーズの影響で
NYダウは2009年3月に6500ドルを割り込んだ後
約5年5ヶ月ぶりに値を戻した形。
ドル円は93円51銭、ユーロ円は121円83銭まで一時上昇したものの
戻り売り圧力が強く伸び悩み。
東京タイムでは
日経平均が三桁の上昇でスタートする中
輸出筋の売り、期末のレパトリ(海外投資の本国送金・外貨売り円買い)に
便乗する形で短期筋の足の早い売りが先行。
ドル円93円ジャスト、ユーロ円121円48銭まで下押ししたが
日経平均が248円高の高値引けとなり
荒っぽいショートカバーで行って来いの形。
豪GDPの発表では7-9月期が上方修正、10-12月期・前年比は市場予想を上回り
追加利下げ懸念が後退、豪ドルが堅調に推移している。
テクニカルでは
ユーロ円の一目均衡表・転換線、基準線に変化無し。
ユーロドルは5日移動平均線の上抜けをキープ出来るか。
本日の戦略としては
豪10−12月期GDP、ユーロ圏10−12月期GDP・改定値
米2月ADP雇用統計、米1月製造業受注指数
ベージュブック(米地区連銀経済報告)に注目。
ユーロ円は
イタリア・5つ星運動グリッロ氏が強気な姿勢を見せているが
市場は暫定政権が誕生する可能性を意識。
米シンクタンクレポートでは
最終的にベルサニ氏、グリッロ氏の連携まで踏み込んでいる。
本日は、ユーロ圏10-12月期GDP・改定値の発表があり
昨日のサービス業PMIに続き
速報値を上回る強い数字となるかどうかがポイント。
NYタイムでは
22:15発表 ADP雇用統計の結果に注意。

ユーロ円の直近レジスタンスとしては
121円86銭(3月5日高値)、121円95銭(一目均衡表・転換線)
121円97銭(3月4日高値)
122円14銭(2/6日高値-2/25安値フィボナッチ61.8%戻し)
122円17銭(3月1日高値)、122円55銭(1月29日高値)
122円77銭(1月25日高値)
122円89銭(1月28日高値)に注目。

ユーロ円の直近サポートとしては
121円57銭(5日移動平均線)、121円50銭(10日移動平均線)
121円48銭(3月6日東京安値)、121円13銭(3月5日安値)
121円12銭(3月4日安値)、120円66銭(1月25日安値)
120円52銭(2月28日安値)を意識しておきたい。

ユーロ円主要サポートライン一覧
A:121円57銭(5日移動平均線)
B:121円50銭(10日移動平均線)
C:121円48銭(3月6日東京安値)
D:121円13銭(3月5日安値)
E:121円12銭(3月4日安値)
F:120円66銭(1月25日安値)
G:120円52銭(2月28日安値)
H:120円35銭(3月1日安値)
I:119円33銭(1月18日安値)
J:119円22銭(2月27日安値)
K:118円96銭(2月26日安値)
L:118円88銭(1月14日・21日安値)
M:118円70銭(2月25日安値)
N:117円62銭(1月11日安値)
O:117円59銭(1月15日安値)
P:117円58銭(1月24日安値)
Q:117円32銭(1月22日安値)
R:117円04銭(1月23日安値)
S:117円00銭(1月17日安値)
T:116円45銭(1月16日安値)

ユーロ円主要レジスタンスライン一覧
A:121円86銭(3月5日高値)
B:121円95銭(一目均衡表・転換線)
C:121円97銭(3月4日高値)
D:122円14銭(2/6日高値-2/25安値フィボナッチ61.8%戻し)
E:122円17銭(3月1日高値)
F:122円55銭(1月29日高値)
G:122円77銭(1月25日高値)
H:122円89銭(1月28日高値)
I:123円20銭(一目均衡表・基準線)
(2/6日高値-2/25安値フィボナッチ61.8%戻し)
J:123円46銭(21日移動平均線)
K:123円76銭(2月22日高値)
L:123円85銭(1月30日高値)
M:124円46銭(1月31日高値)
N:124円69銭(2月21日高値)
O:125円20銭(2月25日高値)
P:125円45銭(2月19日高値)
Q:125円56銭(2月8日高値)
R:125円87銭(2月20日高値)
S:125円88銭(2月18日高値)
T:125円95銭(2月14日高値)
U:126円54銭(2月13日高値)
V:126円62銭(2月11日高値)
W:126円85銭(2月4日高値)
X:126円92銭(2月12日高値)


0306NYダウ一目均衡表時間足

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本日の重要指標・イベント(3月6日)
★中国全人代(全国人民代表大会)
★日銀金融政策決定会合(~7日)
09:30発表 豪10−12月期GDP
09:55    東京仲値(ドル円注意)
16:00~   フィンランド中銀リーカネン総裁講演
17:00    ロンドンフィックス(ロンドン8時値決め・ドル円、クロス円注意)
18:45~   英BOEキング総裁・議会証言
19:00発表 ユーロ圏10−12月期GDP・改定値
19:30    ドイツ国債入札(5年物/40億ユーロ)
21:00発表 米MBA住宅ローン申請指数
22:15    ECBフィックス(ユーロ注意)
22:15発表 米2月ADP雇用統計
22:15~   米フィラデルフィア連銀プロッサー総裁講演
23:00~   ECBトリシェ前総裁講演
24:00    NYオプションカット
24:00発表 米1月製造業受注指数
24:00発表 加BOC(カナダ銀行)政策金利発表
24:00発表 加2月IVEY購買部景況指数
24:30発表 米週間原油在庫
25:00    ロンドンフィックス(ロンドン16時値決め・全通貨注意)
28:00発表 ベージュブック(米地区連銀経済報告)