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１２月６日（木） 本日のユーロの見通し
19:00発表
ユーロ圏7-9月期GDP・改定値
速報値からの変動は予想されていないが
数字の乖離次第では材料視される可能性もあり注意が必要。
ユーロ圏7-9月期GDP・前期比 市場予想－0.1％ 前回（－0.1％）
ユーロ圏7-9月期GDP・前年比 市場予想－0.6％ 前回（－0.6％）
20:00発表
独10月製造業受注
こちらは前回から大きく改善する予想となっている。
底堅いドイツ経済を表す結果となるかどうか注目。
独10月製造業受注 市場予想＋1.0％ 前回（－3.3％）
21:45発表
ECB（欧州中央銀行）理事会・政策金利
現行0.75％の政策金利が変更されないというのが市場コンセンサス。
但し、一部の市場参加者は利下げへの思惑を捨てきれずに持っており
据え置きという結果になれば、ユーロがやや上昇する可能性も。
22:30発表
米新規失業保険申請件数
明日、米11月NFP雇用統計が発表されるが
ハリケーン「サンディ」の影響が今回の結果にも残っているかどうか。
米新規失業保険申請件数 市場予想38.0万件 前回（39.3万件）
22:30～
ECBドラギ総裁・記者会見（当サイトで実況ライブ中継）
本日のメインイベント。
まず理事会での議論内容文書を10分ほど読むのがドラギ流。
その後、記者からの質問に対して答えていく形。
なお今回は2013年、2014年の経済予測が示される事になっており
来年の経済予測が下方修正される可能性が高く
その場合、利下げをどこまで市場が織り込んでくるかが焦点。
これをドラギ総裁がどのようなコメントで表現するか。
また、ユーロ圏の中央銀行が保有している
ギリシャ国債のロールオーバー（償還される元本の再投資）
来年1月15日で期限切れとなる無制限資金供給の延長についても議論される予定。
発表内容、及びドラギ発言次第では
ユーロが相当上下に動く事も予想される難しいイベント。
記者会見は約1時間予定されている。
ポジション管理はしっかりとしておきたい。
22:30～
ECBドラギ総裁・記者会見ライブ中継↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
24:00
ＮＹオプションカット
ユーロドルオプションを1.3000、1.3020に観測。
ユーロドルオプションバリアを1.3150、1.3175、1.3200に観測。
ユーロ円オプションバリアを108円00銭、108円50銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。
ユーロ円チャートは
昨日3回、108円をアタックしながら抜け切れない状況の中で
スペイン国債入札が45億ユーロの目標に対して42.5億ユーロの発行と発表。
ユーロ圏10月小売売上高が市場予想を大きく下回る－1.2％。
さらに米11月ADP全国雇用者数もネガティブな結果となり
107円18銭まで下落したものの
米11月ISM非製造業景況指数、米10月製造業受注指数が
非常に強い結果となり反転。
米オバマ大統領が「財政の崖」を巡る協議が
早ければ1週間で終結すると発言、これを好感したNYダウが82ドル高。
衆議院選挙の第1回世論調査で
公共工事に建設国債を発行して200兆円を投入すると公約している
自民党が優勢と伝わり
金融緩和への異様な期待感でドル円が82円47銭へ上昇。
ユーロ円も107円84銭へ連れ高。結局行って来い。
東京タイムでは
格付け会社S&Pによるギリシャ格下げの影響で
107円46銭まで下落するが、豪11月雇用統計が強かった事で
再び円売りとなり107円81銭に戻るジェットコースター状態となった。
テクニカルでは
108円を超えられずにいるものの
5日移動平均線に沿って動いており、日足ベースでは堅調。
但し、行って来いが何度も続く荒れた展開。
一目均衡表・転換線、基準線に変化無し。
本日の戦略としては
欧州委員会レーン委員講演、ユーロ圏7-9月期GDP・改定値
独10月製造業受注、米新規失業保険申請件数の発表が予定されているものの
ユーロの注目はECB理事会・政策金利、ECBドラギ総裁・記者会見。
ユーロ円は
ドル円と共に一目均衡表・1時間足の雲上で推移しているものの
逆にユーロドルが軟調で、雲下に落ち込んでいる状況。
両通貨に挟まれる形で
107円～108円の間を行ったり来たりのジェットコースター。
往復ビンタの被害者にならないように気をつけたい。
ユーロドルは
10月17日高値1.3139、1.3150のバリアオプションが強く意識されており
このレベル付近に欧州企業からのレパトリによるユーロ売りオーダーが集中。
1.3051（5日移動平均線）、1.3045（12月4日安値）
1.3002（一目均衡表・転換線）のサポートがあるものの大台を割り込めば
1.2977（一目均衡表・雲の上限）がターゲット。
本日は、ECB理事会が開催。
21:45発表の政策金利、22:30～行われるECBドラギ総裁・記者会見の内容次第では
再び、ユーロに激震が走る可能性も。
レジスタンスとしては
107円81銭（12月6日東京高値）、107円95銭（12月5日高値）
107円98銭（4月20日高値）、108円00銭（バリアオプション）
108円39銭（4月5日高値）、108円50銭（バリアオプション）
108円65銭（3月9日高値）
108円70銭（3月13日高値）を意識しておきたい。
サポートとしては
107円46銭（12月6日東京安値）、107円41銭（5日移動平均線）
107円13銭（12月5日安値）、106円95銭（10日移動平均線）
106円92銭（12月4日安値）、106円85銭（12月3日安値）
106円65銭（週足一目均衡表・雲の上限）
106円61銭（一目均衡表・転換線）に注目。
主要サポートライン一覧
A:107円46銭（12月6日東京安値）
B:107円41銭（5日移動平均線）
C:107円13銭（12月5日安値）
D:106円95銭（10日移動平均線）
E:106円92銭（12月4日安値）
F:106円85銭（12月3日安値）
G:106円65銭（週足一目均衡表・雲の上限）
H:106円61銭（一目均衡表・転換線）
I:106円43銭（11月30日安値）
J:106円15銭（11月29日安値）
K:105円28銭（11月28日安値）
L:104円96銭（21日移動平均線）
M:104円13銭（一目均衡表・基準線）
N:104円09銭（11月21日安値）
O:103円66銭（11月20日安値）
P:103円51銭（50日移動平均線）
Q:103円50銭（11月19日安値）
R:103円04銭（11月16日安値）
主要レジスタンスライン一覧
A:107円81銭（12月6日東京高値）
B:107円95銭（12月5日高値）
C:107円98銭（4月20日高値）
D:108円39銭（4月5日高値）
E:108円65銭（3月9日高値）
F:108円70銭（3月13日高値）
G:109円25銭（2月24日高値）
H:109円35銭（3月14日高値）
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本日の重要指標･イベント（12月6日）
★ギリシャ9月失業率発表
08:00～ 豪RBAデベル総裁補佐講演
09:05～ NZ中銀ウィーラー総裁発言
09:30発表 豪11月雇用統計
09:55 東京仲値（ドル円注意）
17:00発表 南ア7-9月期経常収支
17:15～ 欧州委員会レーン委員講演
18:30発表 英10月貿易収支
19:00発表 ユーロ圏7-9月期GDP・改定値
20:00発表 独10月製造業受注
21:00発表 英MPC（金融政策委員会）政策金利
21:00発表 英BOE（イングランド銀行）資産購入枠
21:30発表 米11月チャレンジャー人員削減予定数
21:45発表 ECB（欧州中央銀行）理事会・政策金利
22:15 ECBフィックス（ユーロ注意）
22:30発表 米新規失業保険申請件数
22:30～ ECBドラギ総裁・記者会見
22:30発表 加10月建設許可件数
24:00 ＮＹオプションカット
24:00発表 加11月Ivey購買部景況指数
25:00 ロンドンフィックス（ロンドン16時値決め・全通貨注意）
