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11月1日(木) 本日のユーロの見通し

21:15発表
米10月ADP全国雇用者数
民間給与計算サービス会社が発表しているADP指標だが
今回から、米政府が発表するNFP雇用統計との整合性の為
調査方法を見直している。
その為、本日の結果が明日発表される
米10月NFP雇用統計への思惑へと繋がり易いため要注意。

米10月ADP全国雇用者数 市場予想+13.5万人 前回(+8.82万人)

21:30発表
米7−9月期非農業部門労働生産性、米7−9月期単位労働コスト・速報値
米新規失業保険申請件数
特に新規失業保険申請件数に注目したい。
市場予想と乖離した形で改善すればプラス材料、悪化すればマイナス材料。

米7−9月期非農業部門労働生産性 市場予想+1.8% 前回(+2.2%)
米7−9月期単位労働コスト       市場予想+0.8% 前回(+1.5%)
米新規失業保険申請件数       市場予想37.0万件 前回(36.9万件)

23:00発表
米10月消費者信頼感指数、米10月ISM製造業景況指数
米9月建設支出
ハリケーン「サンディー」の影響で
先月30日発表予定の消費者信頼感指数が本日発表となっている。
同時にISM製造業景況指数の重要指標が発表される事で
同方向の結果となるかどうか。
共に強い数字となれば、リスクオン。弱い数字ならリスクオフへ。

米10月消費者信頼感指数  市場予想73.0      前回(70.3)
米10月ISM製造業景況指数 市場予想51.0      前回(51.5)
米9月建設支出         市場予想+0.7% 前回(-0.6%)


23:00
NYオプションカット
ユーロドルオプションを1.2900、1.2910、1.3000に観測。
ユーロ円オプションを104円00銭に観測。
ユーロ円オプションバリアを105円00銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。

ユーロ円チャートは
昨日行われた、ユーロ圏財務相・緊急電話会合では
現在の進捗状況の報告のみで具体的な進展無し。
ギリシャ次回融資の為に必要な
トロイカ(EU、ECB、IMF)の報告書もギリシャ議会で予算案など緊縮策が
最終採決されていない事で提出されていない。
そのギリシャは国際支援の条件の一つとなっていた民営化法案を僅差で可決。
連立与党が合意を支持している2013年予算案
与党内で意見の集約が出来ていない労働改革法案は
本日の採決を見送り、来週個別に採決される模様。
但し、ギリシャ国民は約1兆円の緊縮策が盛り込まれている予算案に反発
早くもデモの開催を決定しており、採決の行方は予断を許さない情勢。
東京タイムでは注目されていた
中国10月製造業PMIが50.2と市場予想通り。
前回49.8を上回ったものの更なる改善を見込んでいた投機筋から
発表後、豪ドル売りが出たが
中国10月HSBC製造業PMI・確報値が市場予想を上回った事で買い戻し。
格付け会社ムーディーズから日本の特例公債を巡る行き詰まりは
信用力にマイナスと発表。
海外勢がドル円を80円11銭まで一時買い上げた事で
ユーロ円も103円87銭まで上昇したものの
欧州勢からユーロ売りのビッグオーダーで頭を抑えられる展開。
ドイツ政府筋によるギリシャ債務持続性に対しての
ネガティブなコメントも材料視された。
テクニカルでは
一目均衡表・転換線、基準線に変化無し。
転換線を上抜いてきた事はプラス材料。
本日の戦略としては
米政府が発表するNFP雇用統計との整合性の為
調査方法を見直している米10月ADP雇用者数
新規失業保険申請件数、米10月消費者信頼感指数
米10月ISM製造業景況指数の結果に注目。
ユーロ円は
104円を幾度もアタックしているが、明確に上抜け出来ず。
先月中旬から103円台の滞在時間が非常に長い。
ユーロドルも1.2880~1.3020のレンジ内での動きを継続中。
本日は、米経済指標が集中発表されるため
その結果を受けての反応に注意。
サポートとしては
103円47銭(10日移動平均線)、103円37銭(一目均衡表・転換線)
103円33銭(11月1日東京安値)、103円21銭(5日移動平均線)
103円06銭(10月31日安値)、102円72銭(21日移動平均線)
102円15銭(10月30日安値)、102円11銭(一目均衡表・基準線)
102円08銭(200日移動平均線)を意識しておきたい。
レジスタンスとしては
103円87銭(11月1日東京高値)、103円92銭(10月31日高値)
104円03銭(10月26日高値)、104円13銭(10月18日高値)
104円41銭(10月25日高値)
104円58銭(10月23日高値)に注目。

主要サポートライン一覧
A:103円47銭(10日移動平均線)
B:103円37銭(一目均衡表・転換線)
C:103円33銭(11月1日東京安値)
D:103円21銭(5日移動平均線)
E:103円06銭(10月31日安値)
F:102円72銭(21日移動平均線)
G:102円15銭(10月30日安値)
H:102円11銭(一目均衡表・基準線)
I:102円08銭(200日移動平均線)
J:101円84銭(10月16日安値)
K:101円28銭(週足一目均衡表・転換線)
L:101円25銭(50日移動平均線)
M:101円22銭(10月12日安値)
N:101円03銭(10月15日安値)
O:100円58銭(10月9日安値)
P:100円43銭(10月10日安値)
Q:100円14銭(10月11日安値)
R:99円79銭(10月1日安値)
S:99円70銭(9月26日安値)
T:99円64銭(9月27日安値)
U:99円59銭(9月7日安値)
V:99円52銭(9月11日・13日安値)(100日移動平均線)
W:99円34銭(週足一目均衡表・基準線)

主要レジスタンスライン一覧
A:103円87銭(11月1日東京高値)
B:103円92銭(10月31日高値)
C:104円03銭(10月26日高値)
D:104円13銭(10月18日高値)
E:104円41銭(10月25日高値)
F:104円58銭(10月23日高値)
G:104円82銭(年初来高値・安値フィボナッチ38.2%戻し)
H:105円56銭(5月4日高値)
I:105円65銭(週足一目均衡表・雲の下限)
J:106円10銭(5月3日高値)

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本日の重要指標・イベント(11月1日)
★独メルケル首相、アイルランド・ケニー首相会談
★エクソンモービル決算
09:30発表 豪7−9月期輸入物価指数
09:55    東京仲値(ドル円注意)
10:00発表 中国10月製造業PMI
10:45発表 中国10月HSBC製造業PMI・確報値
16:00発表 英10月ネーションワイド住宅価格
17:00    ロンドンフィックス(ロンドン8時値決め・ドル円、クロス円注意)
17:15発表 スイス9月小売売上高
18:30発表 英10月製造業PMI
19:30    イギリス国債入札(2047年物/9億ポンド)
20:30発表 米10月チャレンジャー人員削減予定数
21:15発表 米10月ADP全国雇用者数
21:30発表 米7−9月期非農業部門労働生産性・速報値
21:30発表 米7−9月期単位労働コスト・速報値
21:30発表 米新規失業保険申請件数
22:15    ECBフィックス(ユーロ注意)
23:00    NYオプションカット
23:00発表 米10月消費者信頼感指数
23:00発表 米10月ISM製造業景況指数
23:00発表 米9月建設支出
25:00    ロンドンフィックス(ロンドン16時値決め・全通貨注意)
25:30~   米アトランタ連銀ロックハート総裁講演
30:00~   米ボストン連銀ローゼングレン総裁講演