26:30発表
米連邦公開市場委員会(FOMC)

政策金利 0.00%~0.25% 市場予想どおり据え置き

同時に発表された声明文がこれまでと大きく変更されている。
前回までの米FOMCで
超低金利政策を2013年半ばまで継続する方針は明らかにされていたが
その時間軸を2014年終盤まで延長することが明確になった事
極めて緩和的スタンスを維持するとの文言が含まれており
QE3(量的緩和第3弾)を再び意識せざるを得ない状況。


発表後の各通貨の動き
ドル売りが強まる形となり
ユーロドルは1.2983から1.3100へ約110pips上昇
ユーロ円は101円30銭から101円72銭へ42銭上昇
逆にドル円は78円12銭から77円55銭へ57銭下落


今回から米FOMC投票権メンバーが交代したが
新しく投票権を得たメンバー(4名)の内
アトランタ連銀ロックハート総裁
クリーブランド連銀ピアナルト総裁
サンフランシスコ連銀ウィリアムズ総裁の3名が
ハト派として賛成票を投じた。
リッチモンド連銀ラッカー総裁のみ反対。


この後、午前4時に米FRBによる経済、FF金利見通し
午前4時15分~ 米FRBバーナンキ議長記者会見が行われる。
発表内容によってはさらに大きく動く可能性もあり要注意。


28:00発表
米FRB(連邦準備制度理事会)経済・FF金利見通し
今回から初の試みとなる、FF金利見通しの公表。
メンバーによる金利引き上げのタイミングも提示される。

バーナンキ議長77
28:15~
米FRBバーナンキ議長記者会見
今、最もバーナンキ議長の頭を悩ませているのが
米住宅セクターが低迷している事。
2009年1月から
1兆2500億ドルにのぼるMBS(住宅ローン担保証券)購入を
はじめたにもかかわらず、差し押さえ物件が増えるだけで
住宅価格は下落。関連雇用も思ったように増えていない。
市場では更なるMBS(住宅ローン担保証券)追加購入を
近く示すのではとの思惑がくすぶっており
いつ、バーナンキ議長が発言するか注目が集まっている。
今月6日には米NY連銀ダドリー総裁
米ボストン連銀ローゼングレン総裁が
共にMBS購入拡大に前向きな姿勢を示しており要注意。

 
 米FRBバーナンキ議長記者会見 ライブ放送(午前4時15分~)
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