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為替介入時のユーロ円・ユーロドルのトレード方法 その1

1.為替介入時のユーロ円のトレード方法

政府・日銀の過去の介入データ
時期介入額介入手法
1995年2月17日~
1995年9月22日
4兆9589億円ドル買い円売り
1998年4月9日~
1998年4月10日
2兆8158億円ドル売り円買い
1999年6月10日~
1999年7月21日
4兆4073億円ドル買い円売り/ユーロ買い・円売り
2001年9月17日~
2001年9月28日
3兆2107億円ドル買い円売り/ユーロ買い・円売り
2002年5月22日~
2002年6月28日
4兆162億円ドル買い円売り/ユーロ買い・円売り
2003年5月8日~
2004年3月16日
32兆8694億円ドル買い円売り/ユーロ買い・円売り
2010年9月15日2兆1249億円ドル買い円売り
2011年3月18日6925億円ドル買い円売り
2011年8月4日4兆5000億円(推計)ドル買い円売り

上記、過去の政府・日銀介入データを見ていただければわかるように
為替介入はドル買い・円売り介入が主である。
その時々の情勢で、ユーロ買いを行った事もあるが
現在の状況でユーロ買い・円売りを行うことは
ECB(欧州中央銀行)の猛烈な反発が予想される事から無理。
また、アメリカは輸出増加政策を行っている為
ドル安を望んでおり、協調介入も難しい。
結局、介入する場合は政府・日銀の単独介入
また過去3回と同様にドル買い・円売り介入の手法となるだろう。

0804ユーロ円チャート

  (前回・為替介入時のユーロ円チャート→サクソバンクFX提供)

前回の場合、
11時までに介入に気づいていれば2円の上昇分をゲットできた。
12時までに介入に気づいていれば1円の上昇分をゲットできた。

為替介入があるかもしれないと思う場合
30分に1回はチャートを見ることをお勧めする。

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政府・日銀は、
介入効果を高める為に為替介入を公式発表する事が多い。
その為、ニュース速報などで為替介入が始まった事は
容易に知ることが出来る。
一番底から上昇分を全て取る事が出来れば最高においしいが
チャートに張り付いていなければ現実的には無理。
過去のチャートを見ればわかるように、
押し上げが始まってからのエントリーでも十分間に合う。
但し、エントリーする時に
介入開始から長時間過ぎている場合は、介入終了の可能性が
出てくるので無理にトレードしない事も重要。

3.為替介入時のユーロドルのトレード方法
下のチャートをご覧いただきたい。
基本的には、ドル買い・円売りの影響を強く受ける事で
ユーロドルは下落基調を辿るが
途中で急上昇している場面があり
介入時のユーロドルはトレードは難しい。
誰でも、上昇トレンドに乗れるユーロ円のトレードを推奨。

0804ユーロドルチャート

  (前回・為替介入時のユーロドルチャート→サクソバンクFX提供)

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